【No.36】リール用シャフト

製品・加工上の特長

このシャフトはリールに使用されるシャフトのため、海水や海風で錆び難いステンレス（SUS303)を使用しています。シャフトには小さなねじの2段加工やミーリング加工などの切削加工が施されております。

シャフトの切削加工時には、ミーリングとねじ加工のつながり「バリ」が発生しやすくなります。バリが発生してしまうと、製品歩留まりの悪化や加工コストの増加につながってしまうため、加工方法を工夫してバリの発生を抑えております。

この釣り具のリール用シャフトは10年以上前からタイで量産生産を行っています。

メーカー様の状況としては、タイに進出当初、タイに切削加工メーカーが少なかったため現地調達に苦労されている中、精密シャフト.comのE&H Precisionからのアピールにより、受託生産が始まりました。

このリール用シャフト部品を安定して供給でき、コスト面、品質面でも評価を頂いたため、継続してシャフト関係の引き合いを頂きました。

現在ではこのメーカー様の50点以上のシャフト関係部品を継続的に供給させて頂いております。